報道のあり方に疑問(福島の子供の甲状腺異常に関する報道について)
最近、こんなニュースが流れています。
http://jp.ibtimes.com/articles/22632/20111005/961700.htm
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20111005k0000m040045000c.html
記事をよーく読むと分かるのですが、医師は原発事故との関連は不明と言っています。
今朝の「朝ズバ」でも、検査した医師本人が出演していました。
本人曰く、「事故と無関係とは言い切れないだけで、断定は出来ない。」
みのさんが「あなたの感覚としては、どう思われるのですか?」など誘導質問をしても、「飽くまで無関係とは言い切れないだけで、断定は出来ない」と言葉を選んで回答していました。
うん。
要は、なんにも分からないって事なんですね。
(この医者も、紛らわしいこと言うなよ、とは思いますが。)
九州とか沖縄とか、明らかに放射性物質が飛んできていない地域の子供も調べてみて欲しいですね。それで、同じ頻度で甲状腺の機能低下が見られるのであれば、それは一般的な傾向であって、別に放射性物質が特に原因というわけではないと言う事も出来るはずですから。
「朝ズバ」では、直後に別のコメンテータが、「こういう事態に至るというのは、とても怖いですね」って感じで、明らかに放射線による影響が前提と取れるコメントを言っていました。直前に医師が言っていたこと、ちゃんと理解できてなかったようです。
「朝ズバ」に限らず、この週末の報道番組では、どこでも同じノリでした。
で、本日、お昼に会社の庶務さんと話したら、「もう、放射能で子供に甲状腺異常が出ているんでしょ?」と。
1. チェルノブイリでも調査していた医者「福島の子供の甲状腺に、機能低下がみられる。原発事故と無関係とは言い切れない。」
2. マスコミ「福島の子供に甲状腺異常。原発事故が原因!?」
3. 視聴者「原発事故が原因で福島の子供に甲状腺異常が起こっているらしい」
えぇ、見事な伝言ゲームです。
特にタチが悪いのは、視聴者が勘違いしそうな表現を敢えて選んでいる節がある点です。
マスコミも商売でやっているのは分かります。
不安を煽った方が、数字を取れるのも分かります。
だからって、明らかなミスリード狙いは頂けませんよ。
もう少し己の言動に責任もって欲しいです。
でも、誤解を与える表現に罰則を!とか言うと、また言論の自由が〜とか始まっちゃうんでしょう。
私の様な人間が、こうやって積極的に情報を発信していくことと、一人一人がメディアリテラシーを身に付けることと、くらいしか対策は無いのでしょうかね。
ビックリするほど予想通り!
http://www.asahi.com/national/update/0929/TKY201109290446.html
自分の予知能力が恐ろしくなります。。。
結局、各省庁の権益の調整がつかなかったということですね。
つまり、予算執行権を吸い取りきれなかったと。
で、どういう結論になろうとしているかと言うと、下記の通り。
○予算の流れ
【Before】
財務省―┬→内閣府─→大学(ほどよし)
├→文科省┬→JAXA
| └→大学(公募小型衛星)
└→経産省―→USEF
【After】 ┌─→大学(ほどよし)
財務省─┬→内閣府┐
├→文科省┴→JAXA
| └─→大学(公募小型衛星)
└→経産省―→USEF
○意思決定の流れ
【理想】
・宇宙庁┬→JAXA
├→USEF
└→大学
【現実】
・内閣府┬→大学
・文科省┴→JAXA
・経産省―→USEF
あばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばば
どうしようも無いですね。
これでは、ますます迷走するのが目に見えます。良くても現状維持でしょう。
日本の宇宙開発のご冥福をお祈りいたします・・・(-人-)チーン。
『日本は人類の未来のために高速増殖炉の研究を継続せよ』→無茶言うなって。。。
日本は人類の未来のために高速増殖炉の研究を継続せよ – アゴラ
まぁー、言いたい事は分かるんですけどね。。
高速増殖炉が本当に実用化すれば、電力エネルギーについては無尽蔵レベルになるわけですから。そうなれば、エネルギー問題は大よそ解決です。
しかし、そうは問屋が卸さないのが現実です。
「なぜ実用化しないのかというと、理由は単純である。ウランも化石燃料もぜんぜん枯渇しないからである。」とか言っちゃってますけど、どちらも枯渇リスクは常にありますよ。。。
また、開発リソースが不足していると言っていますが、日本の原子力開発に掛ける予算って、他の主要国に比べて随分多かったんですよ。↓
http://www.geocities.jp/tobosaku/kouza/plice3.html
このデータが正しいとすれば、実に、原子力大国アメリカやフランスの5〜6倍!
動力炉・燃料開発事業団も『核燃料サイクル開発機構』と名前まで変えているので、この計画に対する本気度が伺えます。
これだけのリソースを投入して、名前まで変えてまで取り組んできたのに、高速増殖炉は実用化していないんです。いまだに、「技術的にも安全性も高速増殖炉はReadyだ!あとは今一歩のコストダウンと実用化のGoサインだけだ!」という状況には程遠いわけで。。
以前の投稿にも書いたとおり私は、高速増殖炉は(不可能だとは思っていませんが)スペースシャトルの様な『筋悪』だと思っています。
※ シャトルは、人が乗るため有人宇宙船の安全基準で運航する必要がある一方で、ペイロード質量の殆どは貨物でした。その結果、大量の貨物質量を有人レベルの安全基準で運ぶコスパ最悪の宇宙船になった訳です。後続計画で有人ロケットと貨物運搬ロケットを分離した理由は、その反省からです。
高速増殖炉の冷却材には、中性子を減速しちゃいけない(分子中に水素原子が入っていてはダメ)&大量の熱を輸送できないといけない(比較的比熱と熱伝導率が大きい流体である必要あり)&大容量を安価に確保可能、という条件があり、これらを満たせるのが液体ナトリウムくらいしか無いんですね。
で、この液体ナトリウムの取扱自体が非常に厄介&透明じゃないから内部の光学監視が出来ないというデメリットを避けられず、これまでの事故は大よそこの2点で躓いています。
この金属ナトリウムを大量に扱うプラントというのは、他にあまり例がありません。なので、その取扱機器について量産効果が期待できず、技術が十分枯れていない(今後も枯れにくい)というバックグラウンドがあります。
これが、私は一番痛い点だと思ってます。一般民生の世界で大量に使われているかどうかって、結構、信頼性評価の重要なパラメータだったりしますからね。
パラダイムシフトについていけるかチェックリスト
独断と偏見に基づき、パラダイムシフトに付いていけているかのチェックリストを作ってみました。
一応、私の狭い人間関係のなかでのヒューマンウォッチング結果は反映しているつもりです。
○デジタル編
1. PCを使っていないときは、電源OFFしないでスタンバイにしている。
(待機電力料金より、起動時間待ちの間の給料の方がデカいと気付いているかどうか。また、Win2000以降やMacOS_X以降は、OSの設計思想が年中起動しっぱなし前提へと変化しているのに気付いているか。)
2. 手持ちの端末(ノートPC含む)は、特に理由が無い限りSSD(半導体ストレージ)搭載の機種を使用し、データは殆ど入っていない。
(高度にワイヤレスネットワークが発達すれば、データの所在自体には特に意味が無いことに気付いているか。そして、それを使える環境を既に整えているか。また、この環境と端末側SSDの高速読出し性能や省電力性、耐衝撃性を組み合わせることによるメリットの大きさに気付いているか。)
3. 思い出の写真など大切な長期保管データでも、NAS(ネットワーク接続ストレージ)かオンラインストレージ(DropBoxなど)に(分散して)入れている。
(アルバムやDVD、PCのHDD上なんかに入れておくより、クラウド上の方が安全だと気付いているか。)
※ ちなみに、家庭用RAID対応NAS製品は使えない子だということも気付いていると、尚グッド。
4. スマホの様な物を欲しいと思ったのは5〜10年前。「Appleは商売上手いなぁ」と思いながらも、今のスマホブームは静観している。
(昨今のブームでスマホの存在を知った訳ではないよね?ということ。スマホ自体は10年くらい前から細々と存在しているのは本来常識レベルであって、これを既に一通り調べていれば、昨今のブームは正直”今更”感を持って見えているはず。)
5. 『クラウド』という言葉を初めて聞いたとき、んなもん(一部は)10年前からあったやん!と思った。
(HotmailなどWebメールやSMB共有などもクラウドの一種だと理解できたか。そして、今の”クラウド”というキーワードの一人歩きっぷりに、すぐに気付いたかどうか。)
6. 日本製のスマホやタブレットがiPhoneやiPadに太刀打ちできない理由を即答できる。
(最近話題の製品・サービスについて自分なりに分析して何らかの答えに辿り着いているかどうか。その内容の正否は、ここでは関係ない。)
○移動手段編
1. 電車網が発達した都市に住むのなら、社会人でもクルマは不要orレンタやカーシェアで十分と考えている。
(維持費負担と経済的メリットをちゃんと比較しているかどうか。)
2. 地方の車社会に住むとしても、欲しい車は軽かコンパクトカーだ。
(車種選択の際、全ライフサイクルのトータルコストで考えているかどうか。
子供が居る場合は、エスティマやボクシィなどワンボックスカーも正答範囲。)
3. 新幹線は、超ボッタクリだと気付いている。
(各交通手段の大よその利益率を把握しているかどうか。)
○マネー編
1. 昨今のレートに踊らされてドル・ユーロ・金買い(or売り)に走っていない。
(なんだかんだで円持っているのが一番ベストで安全だと気付いているかどうか。)
2. 基本的に持ち家思想なんて無い。あったとしても、親から受けつぐか定年後に現金購入。
(賃貸と購入をトータルコストで比較できているかどうか。また、この共働き&人材流動化の時代において、土地に束縛されることを大きなリスクと判断できているかどうか。さらに、継続的なインフレ社会でないと、ローンは不利な仕組みだと気付いているかどうか。)
3. 社会人で家族がいても、生命保険料は月5000円程度。子供が生まれても学資保険には加入しない。
(保険には保険本来の役割のみ期待し、余計な各種特典&オプションは、保険会社の利益拡大のための道具に過ぎないと気付いているかどうか。)
○エネルギー編
1. ( ガスの種類や会社にもよるが、大抵の場合は)ガスコンロと電子レンジの組合せで、調理加熱器具は十分という結論に至っている。IHヒータは色々検討したけど導入を見送った。
(料金や耐災害性などを、多角的&定量的に評価しているかどうか。)
2. 冬の主力暖房器具はエアコン。あとは、サーキュレータ・コタツ・ホットカーペット等でなんとかなる。
エアコンの機種選びも、暖房能力を主眼においている。
(効率・消費電力や経済性・弱点&その克服方法などを他の暖房器具と定量的に比較すると、よっぽど特殊な条件が無い限りこういう結論になる。「エアコン暖房は貧弱」という昔ながらの先入観にとらわれず、この結論に辿り着けているかどうか。)
3. 自宅の契約電力とその基本料金を把握している。ブレーカは、規格容量の何割増しの電流が何分流れると遮断するか知っている。大電力の家電(トースターなど)を使う際は、家庭のトータル電力に配慮している。電源タップを使う場合、その電力容量を考慮して使っている。
(電気に関する最低限の知識と意識があるかどうか。)
Yesが多いほど、時代の変化を少なからず先取りできる可能性が高いかも知れないと思われます。
まー、ちょっとチェック内容が偏ってますかね??
科学ニュース4連発
この週末は科学ニュースが豊作でしたね。
国際研究チーム、光より速い素粒子を計測:時事ドットコム
http://mainichi.jp/select/science/news/20110924ddm041040123000c.html
http://www.47news.jp/news/2011/09/post_20110924053302.html
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/110926/mca1109260814004-n1.htm
(最後のだけちょっと旗色が違いますが、エネルギー政策関連に一石を投じそうなので。)
○超光速ニュートリノ
ニュートリノについては、科学者は「さー、これから間違い探しだ!」と思っている一方、マスコミは「タイムマシン実現!?」と騒いでいる光景がとってもシュールです。
細かい点については、↓で私の言いたいことは大体言われてしまっているので、今回は言及なしとします。
山本弘のSF秘密基地BLOG:「光より速いニュートリノ」をめぐる誤解
○米衛星(UARS)落下について
これって、これまでも定期的にあったネタですよね。。。
1979年にはスカイラブ(米宇宙ステーション)がオーストラリアに落下し、民家に破片が激突してます。
また、2001年にミール(露宇宙ステーション)が南太平洋に制御落下しました。このときは、直前に日本上空を通過したため、騒ぎになりましたね。
今更、ここまで騒ぐ程のことじゃないなぁとは思うのですが。
↓また近々落ちてくるという話もあるようですし。
http://mapingtokyo.com/archives/563.html
私としては、『打上げるまえから、地上まで落ちてくることくらい気付いてただろ!』と言いたいです。
落ちてくること前提に打上げたのかよ!と。
UARSはシャトルで打上げた質量5.9トンの超大型の衛星です(日本の代表的な大型低軌道衛星であるALOSでさえ質量4トン)。また、燃えにくい材質を使っているのも、設計段階で分かってた筈の情報です。
地上まで落ちてこない様な設計にするよう、設計標準を整備すべきだと思います。
現在でも、スペースデブリをこれ以上増やさないようにするための標準は整備されていて、衛星は25年以内に落ちてくるようにするか、用途の少ない軌道に移動してから衛星の運用を終了するかが求められています。そこに、「大気圏で確実に燃え尽きるような設計にするように!」と追記するだけでも良いように思いますが、如何でしょうか。
○情報収集衛星打上げ
まぁ、無事打ち上がってめでたしめでたしなんですが、私的にはコイツも問題衛星だと思っています。
公になっている限定的な情報を元にした推定ですが、問題点を箇条書きにすると、下記の通り。
・なんで光学衛星ばっか上げてレーダー衛星の方を増やさないの?需要があるのはレーダーでしょ。電源でトラブルが続いたからって、そろそろ対策終わって再トライして良いころなんじゃないの?
・デュアルロンチに耐えられる小型サイズにしておきながら、いつまでシングルロンチしているの?光学デュアルででも打上げれば良いじゃない。
摂動で軌道面制御したり同軌道面上で位相をずらしたりするのは、そんなに推薬なくても出来るはず。光学デュアルで上げても、十分意義のあるコンステを形成できるのでは?
・東日本大震災ほどの非常時でさえ画像を公開できないの?確かに、安全保障上の理由から画像をオープンに出来ないという理由には、一定の説得力がありますが、画像に加工を加えても出せないものなんですかね?
えっ、商用衛星より画像悪いのがバレる?あぁ、そいつは確かにお恥ずかしいですね(笑)
・いつまでオンボロバスを使い続けるの?どうせシングルロンチで打上げるなら、もっと良いバスを使えば良いじゃん。
・そもそも、レーダー衛星と光学衛星を同じ軌道に投入するって、バカなの?死ぬの?
合成開口レーダーって、衛星に搭載するセンサとしては、電力を超大量に消費し電気系統が超発熱する代物です。そこで、地上時6時の軌道(昼と夜の境の上を飛び続ける軌道)へ投入するのが定石なんですよねー。
この軌道だと、常に太陽光が同じ方向から来る=翼回転機構が不要&常時発電できるので大容量バッテリに電気を溜め込まなくても常時電力使用可能&深宇宙も同じ方向に見え続けるので放熱面が固定され熱制御が容易、といったメリットがあるからです。海外のレーダー衛星って、9割この軌道使ってますよ。日本だけです、殆どこの軌道使わないのって。
光学衛星との同時打ち上げに拘った結果として、レーダー1号機は、光学と同じ10時半〜11時の軌道に投入された事が米NORADの公開した軌道データにより判明してしまっています。
流石に次からは同じチョンボは繰り返していませんが、それでも実は何時の軌道使っているかなんてバレバレなんですね。
打上げ時刻って、ほぼそのまま太陽同期極軌道の地上時と近い値になるのですよ〜。ふふふ。
前述のH-IIA5号機(レーダー1号機&光学1号機を搭載したロケット)は、10:27打ち上げでした。
レーダー2号機の(光学2号)の打上げ時刻は13:33なので(H-IIA6号機)、やっぱり光学衛星の事情を優先して13時半〜14時を狙ったのだと思います。
光学衛星は、太陽光ー地上ー衛星の角度が15〜30度くらいだと、太陽光の直反射は受けないけど暗くもないので、一番観測し易いんです。物に適度に影が出来るのも好まれる一因です。そこで、人気は10〜11時と13〜14時の軌道に集中するわけです。
で、どっちがより人気か?と言われると、答えは午前の10〜11時の方になります。何故かと言うと、午前の方が午後より雲が統計的に少ないから。一般に、午後の方が気温が高いので雲が発生しやすいらしいです。もちろん、雲があったら地上は撮影できませんので、午前の方が良いと言うわけです。
そこで、最初の光学1号は10時半の軌道を狙って、その次の光学衛星は13時台を狙ったと。まぁ普通の感覚ですねー。
このH-IIA6号機は、打上げ時にトラブルで指令破壊されたので、続いて打上げられたH-IIA10号機(光学2号機・改)も13:35打上げでした。12号機(レーダー2号機・改&光学3号・実証機)も13:41打上げです。
まず、経費削減のために光学とレーダーのデュアルロンチは決まっていたと。
で、光学衛星は地上6時軌道だと使い物にならないのに対し、レーダー衛星は何時の軌道に入れられても電源と熱制御さえ頑張れば使えない訳ではないと。つまり、(財政的な問題により形作られた)原理的な問題v.s.技術的な問題という構図です。これでは勝敗は明白。かくして、レーダー衛星もセットで10時とか13時の軌道に入れる作戦になったのでしょう。
H-IIAの202型と4/4D-LCフェアリングの組合せを使っていたことから、バスはUSERSと同じじゃねーの?って説は、私にも一定の説得力をもって聞こえる話です。
これが本当だとすれば、こんな前世代のオンボロバスに無理やり大容量バッテリ積んで、合成開口レーダを積んで、無理やり放熱しながら10時台の軌道飛んでいたということになります。
電源回りに無理が掛からないと考える方がおかしい訳ですよ。
結果的に、レーダー衛星は連続で電源系トラブルで喪失しました。やっぱり無理が顕在化しちゃった、あ〜あ、ってな具合です。しばらくレーダー衛星を上げられず、結局光学衛星を何度もシングルロンチして、典型的な安物買いの銭失いですね。
国家プロジェクトが情けないったらありゃしない。
素直に専用バス作って、6時の軌道に上げるべきだったと思います。
あと、推進薬が大量に必要でも軌道面制御能力もつけて、打ち上げ時間で地上時がバレないようにもしましょうよ。
○原発推進派の町長が再選(山口県上関町)
このタイミングで、原発推進派の市長が当選するとは思ってなかったですねー。
しかも、僅差ではなく1868票対905票という大差。みなさん案外冷静で安心しました。
(ただ、ここは「原発無くなると街が死ぬ」って具合に追い込まれている町なので、まだ楽観視はできませんけど。)
報道特集番組で、この市長選挙の前夜を取材していたのを観たのですが、上関町って、かなりの過疎地なんですね。財政状況も、全歳入44億円のうち原発関連の交付金が約11億円という状況で、片や町民税収は2.5億円しかない。高齢化率5割超。若者の仕事も無い。そりゃ原発も誘致したくなる筈です。
同番組によれば、この町を舞台に、原発推進v.s.反原発の争いが30年来続いてきているとか。
その番組は、そもそも作り手の立場が反原発というジャーナリズムに有るまじき番組だったため、焦点は「原発建設に対抗して反対運動する人たち」でした。
で、その映っていた人達は、「正直どうなんだろうなこの人たちは」という印象。
恐らくは「都市に移住しろ」と言われても「町民税5倍にするぞ」と言われても「Yes」と言いそうに無い人たちが、原発反対を連呼していたためです。(まぁ、Yesと言いそうに無いという点は予想なんですが、そんなに外してはいないでしょう。)
あれもヤダこれもヤダでは、ただの駄々っ子ですよね。
こういう駄々っ子を量産するという点では、現代民主主義の限界を感じます。
あのテレビに映っていた人たちが多数派じゃなかったという事実は、私にとって救いでした。
「おお、まだまだ日本は捨てたもんじゃないね」と。
※ ちなみに私は、地方を補助金付けにして原発を押し付けるやり口自体は、あまり支持していません。都市に移住したくないと駄々をこねる人たちに、せめて原発くらいは受け入れて貰うための苦肉の政策だと思っています。(極端な表現ですが。)
本来ならば、過疎地の人口は潔く公共インフラが整った都市部に移す方が、全体で見れば効率的なのは自明ですし、その実現のための枠組みを考えるのが政治の仕事です。そして、それに従える住民こそ民度が高いと言えます。これも、「公共の福祉」の一種ではないでしょうか?
皆で都市移住が出来れば、反対住民も居ないので、空いた土地に補助金なんか無くても原発を設置できます。補助金によるハコモノ量産も無い分よっぽど効率的ですし、福島の様な事故があっても、そもそも周囲に住民が居なければ被害は随分少なかった筈です。非常にシンプルで合理的だとは思いませんか?
まー、過疎人口の都市移住なんて現実的に有り得ないオプションなのは分かってるのですけどね。。
テザリング機能付きガラケーはできる子!
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20110921/222726/?rt=nocnt
ついにキター!!!って感じですね。au使いとしては。
だが断る!私は買い換えません。(笑)
これで、KDDIに余力が付けば、もっと他の魅力的な端末も売り出してくれますかねぇ。auユーザーなら、最近の機種ラインナップの貧弱さにゲンナリしている人、多いと思います。
もっさり動作のデブホばかり揃えて、本気で売れると思っているんですか?>KDDIさん
私の携帯電話に対する重要評価項目は、下記の4点です。
- 小さくて軽い(普段ポケットに入れているため)
- 電池の持ちが良い(充電不可な長丁場が多いため)
- 電波の入りが良い(人口密度が低いところに良く行くため)
- 海外でも使用できる(年に何回か海外出張があるため)
- モバイルSuicaが使用可能(新幹線もちょくちょく使うし、定期にも使用するので)
これまで、iPhoneは、『海外で使用可』以外は満たしていないんですよね。
しかし今回、auがiPhoneを出すことで『電波』は解決しそうなので、ちょっと心が揺れました。
が、それでもまだ3項目も不合格。やっぱりNoGoです。
結局、3年前に機種変したオンボロケータイを、当分このまま使用するしか無さそうですね。
(そのオンボロケータイよりでっかい機種しか今売ってないって、どういうことだってばよ!?>KDDI)
でもまぁ、iPhoneの様に携帯電話がPDA(携帯情報端末)の機能を持ってくれていると、それはそれでとても便利だとは思いますし、そのPDAのアプリが充実しているのは、iPhoneの武器だと思います。
私もPDAは便利なので、よく利用していますよ。
使っているのは、ずばり『iPod touch』!
それなりに売れているデバイスなので説明不要かもしれませんが、iPhoneの通話以外の機能は、殆ど使えるんですよ。Web閲覧機能だって、通勤電車内で一通りその日のニュースをチェックする程度なら苦も無く使えます。
位置情報サービスだって、思いのほか高性能です。都内なら、大体誤差20mってとこですね。GPS積んでないのに良くこんな高性能が出るなと関心しました。結構電池の持ちも良いですよ〜。先日の台風で電車が止まって私も5時間足止めくらいましたが、その間iPod touchの電池の持ちの良さにはだいぶ助けられました。
電話が掛かって来て直ぐに取り出さないといけない携帯と違って、純粋なPDAであるiPod touchは、普段はポケットではなくカバンに入れておけます。その大きさで、運用上困ったことはありません。
ただし、カメラはかなりショボいです。(Skypeのビデオ通話くらいしか使わないから良いんですが)
以前、iPhoneとガラケーの両刀使いの友人が、「結局、通話・メール・写メはガラケーの方が上、だから、それ以外のWeb閲覧や各種アプリ利用だけiPhoneでやっている」と言っていたので、『んじゃー、iPod touchで十分じゃん!』という結論に至ったり、現在のスタイルに落ち着いています。
ちなみに私は、仕事でノートPCを持ち歩き外でメール連絡だの何だのしなくてはならない人なので、元々Pocket Wi-Fiを持っていたというのも大きな判断材料でしたが。
※ iPod touchは無線LANが無いと一気に使えない子になってしまう。
こういった携帯デジタルツール類について、まとめて『機能分解』してみましょう。
大掛かりなシステムを設計する前段階で、よくやる分析手法の1つですね。
結果は、例えば下記の様な感じです。
・携帯電話回線への接続機能
・通話機能
・メール機能
・カメラ機能
・ガラケー機能(お財布ケータイや赤外線通信など)
・Web閲覧機能
・スケジュール管理等の電子手帳的機能
・位置情報サービス機能
・その他アプリの実行機能
・テザリング機能(←厳密には、他のデバイスとのインタフェースですが)
ガラケーは、このうち携帯回線接続・通話・メール・カメラ・ガラケー機能・(一部の専用)アプリに特化したデバイスです。
スマホは、携帯回線接続・通話・メール・カメラ・Web閲覧・スケジュール管理等・その他アプリ・位置情報サービスと、テザリング以外はなんでも御座れ。テザリングできる機種もあるし、iPhoneも今後OS次第でテザリングもできるかもってんだから、やっぱり凄いですね。
それを全部手のひらサイズのPDAで出来るのだから、社会現象を起こせた訳です。
Pocket-WiFiなどモバイルルータは、携帯回線接続とテザリングに特化。
あとは、他のデバイスに任せた!って発想ですね。潔くて個人的に好感が持てます。
私オススメのiPod touchは、メール・カメラ(ショボいけど)・Web閲覧・スケジュール管理等・その他アプリ・位置情報サービスと、中々の出来です。PCでやってたことの大半は出来てしまいます。
ここまでくれば、気付きますよね。
そう、ガラケーにテザリング機能さえ搭載されれば、ガラケー+PDAのセットで、『機能分解』で見出された要素が全て揃ってしまうわけです。
つまり、PCやPDAの所有者にとって今必要な携帯電話は、テザリング機能が搭載されたガラケーというわけです。
実は、Docomoには、テザリング機能持ちのガラケー機種があります!
もう、これだけでDocomoへの乗り換えを考えたくらいですよ。
でも、料金プラン見て躊躇しています。Docomoは回線に余裕無いんですかね?
(いや、今はどこのキャリアも回線容量パンクすれすれで首が回らないのは、話としては知っているのですが。この点、E-mobileは(今のところ)優秀です。電波については…ゲフンゲフン。)
なんにせよ、Docomoの当該機種のバッテリ持ちが微妙だったこともあり、現段階においてはDocomoへの移行はNoGo判断です。
テザリング機能付きガラケー(小型・軽量・電池重視・GSM対応)が、auから出てくれませんかねぇ。
そうすればすぐにでも機種変して、ウワキ心も無くなるんですけどね。
…え、KDDIも回線がいっぱいいっぱい?
なんとかしてください。あーた本業は通信業者でしょうに。
どうせテザリングで帯域をふんだんに使うのは、仕事で使用しているPCなので、広帯域は都市部でしか使いません。なので例えば、「WiMAXの電波が入らない間は狭帯域のみ」の様なサービスだったとしても、そんなに困らないです。多分、そういうユーザーは少なくないはず。
もともと、3G回線ユーザーのうち特にヘビーユーザーをWiMAXに帯域シフトしたくて、こんなデブホ投入したんですよね?↓
http://www.au.kddi.com/seihin/ichiran/smartphone/isw11ht/
なら、テザリング搭載ガラケー(WiMAXの電波が入ると高速通信可能)って感じの端末を投入するのも、結構有効なんじゃないかなーと思うのですがね。
『秒』の定義が変わる!このインパクトが分かりますか?
http://journal.mycom.co.jp/news/2011/08/08/037/index.html
『秒』の定義が書き換わる可能性があるとか、すんごいニュースが来ちゃいましたねー。
ところで、「え、秒の定義って1日の長さの1/24の1/60の1/60じゃねーの?」って未だに思っている人は、どのくらいの割合で居るんでしょう?(少なくとも、私の家族は全員そうでした。。。)
実は、この地球の自転を基準とする『秒の定義』は、実は1960年に廃止されています。何故って、クォーツ時計の発明により、地球の自転は結構変動しているのが分かったから。原因は、潮汐力を介した地球の角運動量の減少、大気・海流の循環摩擦、地球核の流動、地震による地殻の慣性モーメント変動などです。
で、より確かな基準として、次は地球の公転が基準になりました。新しい定義は『1秒=1太陽年の1/31 556 925.9747』(1954年の第10回国際度量衡総会で決定)。この精密な地球公転周期を測定したのが、当時まだ発明間もない原子時計(1949年に発明)でした。
「ちょっとまて、そんな良い時計があるんだったら、そっちを『秒の定義』にしちゃおーぜ!」って話しになったのが、1967年だったそうです。もちろん、原子時計の正確性が量子力学に裏づけされていたという背景もありますし、それまでの天体を基準とした定義を実測するのも検証するのも、結局最先端の時計技術だったから、という部分もあったかと思います。
何はともあれ、(1997年に『セシウムはセシウムでも絶対零度のセシウム原子ってことにしよーぜ』って微修正はあったものの、)この約40年間『秒の定義』は『セシウム原子時計』だったんですね。
で、それが変わっちゃうかも!ってニュースがつい先日出たわけです。私的には大ニュースでしたねー。(原理も、量子力学をちょっとかじった私には大変面白いものでした。後日余裕があれば語ります。)
だって、インパクト大ですよ。もう一つの基本単位『メートル』の現在の定義は、『1秒の1/299 792 458の時間に光が真空中を進む距離』となっています。つまり、『光速度不変の原理(物理法則)』と『秒の定義』を基準にしているという事ですね。自ずと、こっちにも影響するってわけです。
『ニュートン』の定義も、『キログラム』と『メートル』と『秒』から来ています。『メートル』と『秒』改訂のインパクトがあるので、これも影響を受けます。『ジュール』の定義も、『メートル』と『ニュートン』から来ていますので、これも同様。『パスカル』も影響受けますね。
『アンペア』の定義も『メートル』と『ニュートン』を使うので同様。『ジュール』を『秒』で割った『ワット』も同様。『アンペア』と『ワット』が影響を受ければ、『ボルト』も受けますね。ということは、電磁気の組立単位全般(『クーロン』・『オーム』・『ジーメンス』・『ファラッド』・『ヘンリー』・『テスラ』・『ウェーバ』)も同様。『ヘルツ』は言わずもがなですね。
あとは、最近よく聞く『ベクレル』や『グレイ』も同様。あと、物理の単位じゃないけど『シーベルト』も影響受けます。
国際単位系(SI単位系)の基本単位で影響しないのは、『キログラム』『ケルビン』『モル』『カンデラ』だけです。(『キログラム』は未だにキログラム原器を使っているので、『メートル』と比べると大分ローテクですね。(笑))
まぁ、測定器なんかの校正ルートが変わってくる、というくらいが現実的なインパクトで、日常生活には大きな変化は無いかもしれないんですけどね。。
でもまぁ、もうちょっと扱いが大きくても良いと思います。