今注目の技術!

私が、最近注目している技術は、ワイヤレス給電規格の『Qi』です。


Qi (ワイヤレス給電) - Wikipedia

ワイヤレス充電の「Qi(チー)規格」製品がそろそろ登場する | スラド

第515回:Qi とは - ケータイ Watch Watch




まだまだ黎明期の規格ですが、非常に可能性があると思います。


最近、USBコネクタが殆ど電源コネクタとして利用されていると思いません?
携帯電話やら音楽プレイヤーやらポケットWi-Fiやら、はたまたUSB給電のLED照明やら扇風機やら…

最近は手元の電気電子機器が増えていますので、手軽にDCの小電力が得られるってのは、それだけで便利です。

この1〜2年だけ見ても、スマホタブレットが急速に普及するなど、お手軽電源の需要は、まだまだ当分伸びるでしょう。


Qiは、そんなこれからに最適な技術と言えます。



Qiの最初の規格『Volume 1 Low Power』は5Wまでと小電力ですが、それでもUSB(最大2.5W)の倍です。
あとは、給電側の表面がフラットで位置フリーってのが良いですね。


例えば、テーブルや仕事デスクに給電側を埋め込んじゃって、ワイヤレスキーボードやマウスなんかに給電すれば、電池切れ知らずになるわけですよ。携帯電話やタブレット端末も、ひょいとデスクの上においておけば勝手に充電されているとか、便利すぎ!

テレビ・エアコンのリモコンや携帯ゲーム機も、Qi対応コタツの上に普段から置いておけば電池を代える必要はありません。

ベッドのヘッドボードの上がQi対応になっていれば、そこにチョイと携帯を置いて就寝→翌朝にはフル充電!


みんなで旅行に行くと、夜、ホテルの部屋では携帯充電やら髭剃り充電やらでコンセントの取り合いですよね?しかし、部屋のテーブルがQi化されていれば、みんなテーブルの上に置いておくだけ!



QiのVol.2は、単純に大電力化するよりは、複数充電への対応や、USB扇風機や卓上照明の様なコンスタントに電力を消費するデバイスへの対応を重視すると、より可能性が広がると思います。大電力化すると、安全性の評価が面倒になったりして普及が遅れるというリスクもあると思いますしね。



また、日本の家具メーカの皆さん、Qi対応の給電家具を是非売り出してください。
5年くらい先になっちゃいますが、結構な確率でヒットすると思いますよー。